世代間の選曲

世代間の選曲

 

実はこのonko-san.comを最初に始めようと思ったのがこの話になります。たぶん。

本当は「音効さんとは?」みたいな入りの方が良いのでしょうが、まぁそれはおいおい。

 

メジャーリーグ

数年前。

ある番組のMAでスタジオに。MAミキサーさんとプロデューサーは少し上の世代。ディレクターと私はだいたい同世代。

ADくんは少し下。その日たまたまいたミキサーさんの見習いは20歳前後。

この「ある番組」は、いろんな方面から来るゲストがいて、毎回変わるというスタイルなのですが、その回は元メジャーリーガーがゲストでした。

ゲストの登場シーン。

私の選曲は、、、

 

Wildthing

 

まぁ、ベタ中のベタと言っていいでしょうか。(私、ベタ好き)

映画「メジャーリーグ」で主人公のピッチャーが登場するシーンで流れる曲。(wildthing mejor league soundtrack で検索すると出てきます)

この映画は続編もあって、とんねるずの石橋貴明さんが出演したことでも有名ですね。

「まぁこれだよね〜」

と、ミキサーさんもD、Pも、ADくんも納得だったわけです。

別に納得するしないのレベルでもないですね。「当たり前過ぎるよ!」というNG出されるかどうかってくらいの話だから。いや、それすらも無い選曲かもしれない。

 

見習いくん

ちょっとこのシーンでナレの確認やら同録の確認やらしていて、何回か曲が流れていました。

私は、たまたま見習いくん(20歳くらい)を見ててふと思いました。

「見習いくんってこの曲知ってる?」

そういえば、「まぁこれだよね〜」の時の見習いくんのリアクションはイマイチだった。もしや、、、

「いえ・・・全然知りません」

やっぱりそうか!映画も知らない?

「はい・・・まったく」

そう。映画は1989年公開。今からもう30年も前のことである。

この話は数年前だが、見習いくんは、もしかしたらお父さんお母さんもまだ知り合っていなかったかもしれんって事だよね。

 

世代別で違う感覚

それまで、確かに視聴者層の年代がどの辺りで、またはどこに向けて発信したいか?ということは頭に入れて来たつもりだが、こんな身近な人に反応されるともって意識しなければならないと感じたわけです。

そして、この事例って腐る程たくさんあるのではないか、と・・・

野球のシーンに巨人の星。

ラグビーにヒーロー。

民放さんの番組では、これらのBGMが流れていて演者さんは笑ったりリアクションしています、確かに。

しかし、多くの視聴者がこれらの曲を知らないほど時代と世代が進んでいるんですよね。(この方向からもテレビ離れって繋がるのかもしれない)

だからと言って、それらに代わる曲ってどれくらいあるのだろうか・・・

メジャーリーガーが出て来たら、私を野球に連れてって(Take Me Out to the Ball Game)か?

野球のシーンは、アニメのメジャーがいいんか?

ラグビーは・・・ハカの音源を探すのか?

などなど。

実はまだ解決されていません。

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

少なからず、Dに刺さる選曲が出来ていれば音効さん、選曲さんはダメージは少ないでしょう。

しかし、視聴者に向けて、今まで通用していた曲が全く通用しなくなることってあるんじゃないかなと思うのです。

この一件以来、今までにも増して世代間の選曲について考えるようになり、今もよく考えています。

しばらく記事を書いていったら、それぞれのジャンルの世代間の曲を調査してみようかな。と、思っています。

 

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