明暗

明暗

選曲をする上で気をつけている事の一つに、この

明暗

ということがあります。

ある程度の尺、ストーリーがある物に対してこの考え方は有効です。

流れを作る

例えば、10曲等間隔に選曲する必要があったとして、この全ての曲を同じ成分の曲にする。

これは飽きが来てしまう事が多いです。

その選曲する内容にもよりますが、、、映像なら何かインパクトがある映像が要所にあれば飽きる事も無いですが、何もヴィジュアルショックが無いような映像だとそれはなかなか辛い。

そういう意味で、選曲に「明」と「暗」を設ける事によって、作品としての流れを作る事になると思っています。

明るい曲と暗い曲

明るい曲と暗い曲を交互に・・・

というわけではありません!

同じような曲を並べないということですね。

例えば、ギターの次はピアノにしようとか、ロックとDTMのリズム系をローテーションで並べよう、などなど。

曲調が似ていても、楽器が違うだけでも別の印象があるものです。

あえて明明、暗暗

わざと似ている曲を続けることも時にはテクニックとしてあると思います。

ABABABAB・・・AAC!

と、この流れからA→Aと繋ぐことが違和感があると思います。

「ん?」

と思わせてからの、C!

まぁ少し大げさな表現かもしれませんが、パターンを外した時の効果はインパクトを印象付けることが出来るでしょう。

 

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本当の意味で明暗「明るい曲と暗い曲」が同居するという選曲はあまり無いと思います。

だいたいが明るい方向に見せるか暗い方向で見せるかで、目標が分かれますからね。

その時に、自分なりの解釈でどこに

明と暗

を使い表現するか。これが、飽きさせない選曲に繋がるのではないでしょうか。

 

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